古いぬいぐるみから茶色い中綿が見えてきたら、それは交換のサインかも

長く一緒に過ごしてきたぬいぐるみが、前より厚みがなくなってきた、形がくずれてきたと感じることはありませんか。
縫い目の近くから茶色い中材が見えているなら、中で劣化が進んでいるサインかもしれません。

 

古いぬいぐるみの中に入っている「茶色い綿」の正体


古いぬいぐるみをよく見ると、ほつれた縫い目のすき間から茶色い綿のようなものが見えていることがあります。
それは綿ではなく、劣化したウレタンフォームです。

昔のぬいぐるみには、白いポリエステル綿ではなく、スポンジ状のウレタンフォームが使われていました。
ウレタンフォームは年月とともに変色し、もろくなってしまいます。放置すると形くずれの原因になり、破れからかけらが出てきてしまいぬいぐるみに付着することもあります。

 

1960〜80年代ごろのぬいぐるみによく見られます

1960〜80年代に作られたぬいぐるみには、詰め物としてウレタンフォームが広く使われていました。
量産しやすいことから広く使われていたのですが、長期保存に向く素材とはいえません。製造から何十年も経ったぬいぐるみでは、すでに中材の寿命が来ていることもあります。

 

ウレタンフォームからポリエステル綿へ交換できます

デアでは、劣化した詰め物を取り除き、品質の良い白いポリエステル綿へ交換するご相談を承っています。古い素材を取り除いたうえで新しい綿を入れるため、ふっくらとした抱き心地がよみがえります。

 

中綿交換作業の様子をご紹介

古い中綿を取り出すために、縫い目を部分的にほどいています。
中綿を取り出しやすい箇所を見極めながら、丁寧に糸をほどきます。

 

古い中綿を取り出しています。
この子はもともとポリエステル綿が使われていましたが、経年劣化によりポロポロとダマになった状態でした。このままでは抱っこしたときの感触が悪く、お座りもしにくくなるため、中綿を交換します。

 

新しい中綿を詰めています。
「もう少しふっくらさせたい」「やわらかさは残したい」といったご要望がある場合も、できる限り仕上がりに反映できるよう調整しています。

 

開いた部分が目立たないよう、丁寧に縫い直します。

 

お気軽にご相談ください

古いぬいぐるみには、新しい子とは違う、その子ならではのかわいらしさがあります。
デアでは、手仕事ならではの丁寧な作業で、ぬいぐるみの個性を大事にしながらお直しを行います。

 

「おばあちゃんの家にあった古いぬいぐるみを子どもがもらってきた」
「実家に長く飾ってあった大切なぬいぐるみをお手入れしたい」
など、どのようなご相談でも、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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