CASE1:パンダさんの修理

長い間、かわいがっているうちに、中綿が古くなって全体的にやせ細ってしまったようです。
トレードマークの目の周りの生地にも破れがみられました。

 

鼻まわりもかなり剥がれているものの、愛らしい表情がうかがえます。

 

ぬいぐるみの修理は、まずクリーニングでからだ全体をきれいにします。

 

ぬいぐるみのクリーニング工場には、大勢のぬいぐるみたちがやってきます。
修理が必要なものと修理が必要でないクリーニングだけのぬいぐるみたちも、一つ一つ手洗いで洗われ、中綿まできれいになります。
そして修理が必要なものは、ぬいぐるみ修理工房に運ばれてくるのです。

 

まず、からだに綿をつめて、元のような、まんまるボディに仕上げます。

 

新鮮な綿を取り出し、全体的なバランスを見ながら綿を詰めていきます。

 

手触りによる綿の詰め具合の良し悪しは、ぬいぐるみドクターの経験がものを言います。

 

縫い閉じる針の選別。
ぬいぐるみの縫製は、縫う箇所、素材によって縫い方が変わってくるので、それぞれ縫い針を選別します。

 

縫った後に、縫い糸が見えないように、縫い目もわからないようにするように縫っていくには、相当な技術が必要です。

 

そのためには、こんな針も使います。

 

次は、植毛です。毛糸をほぐして植毛の材料を作ります。

 

糸で毛のないところを一つ一つ細かく縫っていきます。
これはとても根気のいる仕事です。

 

なんどもなんども毛のはげたところに毛を埋めていきます。

 

そして最後に整髪して植毛は終了しました。

 

最後に作り替えた鼻や眼の部分の補正を行います。

 

ぬいぐるみの修理で最も難しいのは顔です。
できる限り元の雰囲気やフォルムを残せるようていねいに作業していきます。

 

時間と手数をかけたパンダさんでしたが、そろそろ完成です。

 

修理前と比べてお顔も体もふっくらと元気になりました♪

目の周りとお鼻が治って嬉しそうなパンダさん。
これからもたくさん可愛がってもらってね(^o^)

 

 

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